大気球塔載用改良 Gill 型プロペラ式風速計
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概要
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成層圏の乱流およびその発生源としての内部重力波は, 大気諸成分の拡散と大循環への摩擦とを論ずる上で重要である。強い乱流と重力波とによる1m/sec程度の風速変動を長時間連続して観測する目的で, Gill型プロペラ式風速計を成層圏気球塔載用に改良した。中部成層圏(24∿26kmおよび20∿21km高度)における30時間の観測に使用したところ, 良好に動作し, 乱流発生の初期段階と考えられる「突風層」の累重構造など興味ある結果を得ることができた。
- 宇宙航空研究開発機構の論文
著者
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松坂 幸彦
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部
-
田中 浩
名古屋大学大学院環境学研究科
-
山中 大学
名古屋大学大学院理学研究科の委託による宇宙科学研究所大学院
-
山中 大学
京大 超高層電波研セ
-
田中 浩
名古屋大学
-
田中 浩
名古屋大
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