メヒルギ植栽基礎試験(生産環境学科)
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概要
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1.メヒルギ植栽用の培地及び植栽床高について, 沖縄本島宜野座村漢那ダム下流河道部及び琉球大学構内の温室内で, 1993年4月∿10月間に実験を行った。2.培地の材料は, 漢那ダム下流付近の国頭マーヂ(赤黄色土), 石炭灰及び腐葉土である。3.培地は, 漢那試験区では, A培地;国頭マーヂ+石炭灰(容積比7 : 3)及びB培地;国頭マーヂ+石炭灰+腐葉土(1 : 1 : 1)である。温室内実験では, C培地;国頭マーヂ+石炭灰(0%, 10%, 30%, 50%, 70%)の5区, D培地;C培地の各区に腐葉土を10%混入した5区を設定した。また, 漢那試験区の植栽床面高は基準面より+60cm(H区), +34cm(M区), 及び+7cm(L区)の3区である。なお, 漢那試験区はボックス法, 温室内試験区はポット法で実験した。4.漢那試験区では, メヒルギの初期生長は培地間で大きい差がみられなかったが, 植栽床面高間には有意な差がみられ, M区で最良であった。温室内試験区では腐葉土を混入しない培地の方で初期生長は良好で, 石炭灰混入率は10∿30%区で良好であった。
- 琉球大学の論文
- 1994-12-01
著者
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