化学調整剤処理が園芸作物に及ぼす影響 I : Kinetin および Gibberellin が Cucurbita moschata DUCH. の結実率および採種量に及ぼす影響(農学部門)

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概要

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果菜類の落果防止に化学調整剤処理が効果があることが認められている。本実験はKinetinおよびGibberellinをカボチヤ(小菊)の柱頭に噴霧し, 受粉した場合, カボチヤの結果率および採種量に化学調整剤処理の及ぼす影響を調査した。1)結果率は対照区に比し7∿10%高くなり, 単為結果率も2.8∿3.2%を示した。結果率に関してはGibberellinよりKinetinのほうが効果が高いことが認められた。2)結実果実の大きさはKinetinおよびGibberellin処理果実は対照区に比し小型を呈した。3)種子数は対照区に比し, 各処理区とも約10%の増加を示した。4)花粉管の伸長はKinetinおよびGibberellinを処理することによりる促進されることがわかった。このことにより種子数が増加したものと考えられ, 実用性があることが認められた。
京都府立大学の論文
1966-09-01

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