ヒラメ稚魚から分離された褐色色素産生 Vibrio anguillarum
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概要
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2005年に福井県の種苗生産施設のヒラメ稚魚に, 無眼側体表面の発赤症状を伴う大量死が発生した。病魚から褐色色素を産生する細菌が純培養状に分離され, 細菌学的検査により分離菌はVibrio anguillarum に同定された。腹腔内接種による感染実験ではヒラメ稚魚に対する分離菌の高い病原性が確認されたが, 菌浴法では死亡はみられなかった。本報は褐色色素産生V. anguillarum による初めての症例である。
- 日本魚病学会の論文
- 2006-06-15
著者
-
釜石 隆
National Research Institute of Aquaculture, Fisheries Research Agency
-
大迫 典久
National Research Institute of Aquaculture, Fisheries Research Agency
-
飯田 貴次
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
湯浅 啓
National Research Institute of Aquaculture, Fisheries Research Agency
-
坂井 貴光
National Research Institute of Aquaculture, Fisheries Research Agency
-
湯浅 啓
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
釜石 隆
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
坂井 貴光
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
清水 弘明
Fukui Sea-farming Center
-
山田 洋雄
Fukui Sea-Farming Center
-
大迫 典久
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
坂井 貴光
Tamaki Laboratory, National Research Institute of Aquaculture, Fisheries Research Agency
-
飯田 貴次
National Research Institute of Aquaculture, Fisheries Research Agency
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