Edwardsiella tarda の赤血球凝集活性に及ぼす培地塩分濃度の影響
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概要
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モルモット赤血球を用いてE. tarda の血球凝集活性を調べた。供試した55株中52株で, NaClを添加しない培地での培養 (0% NaCl培養) に比べ, NaClを3%添加した場合 (3% NaCl培養) にその凝集活性が上昇した。この血球凝集活性とE. tarda の線毛タンパク質 (19.3kDa) の発現との間には相関性が認められた。ヒラメに対する経口感染実験において, 3% NaCl培養菌の方が0% NaCl培養に比べ比較的強い病原性を示した。
- 日本魚病学会の論文
- 2006-03-15
著者
-
中井 敏博
Graduate School of Biosphere Science, Hiroshima University
-
安信 秀樹
Fisheries Technology Institute Hyogo Prefectural Technology Center For Agriculture Forestry And Fish
-
飯田 貴次
National Research Institute Of Aquaculture Fisheries Research Agency
-
中井 敏博
Graduate School Of Biosphere Science Hiroshima University
-
有川 陽子
Graduate School of Biosphere Science, Hiroshima University
-
魚住 香織
Fisheries Technology Institute, Hyogo Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry and Fi
-
鈍賽 宗彦
Research and Development Center, Unitika Ltd.
-
MAHMOUD Mahmoud
Graduate School of Biosphere Science, Hiroshima University
-
奥田 潤
Graduate School of Biosphere Science, Hiroshima University
-
Nakai Toshihiro
Graduate School Of Biosphere Sci. Hiroshima Univ.
-
奥田 潤
Graduate School Of Biosphere Science Hiroshima University
-
Mahmoud Mahmoud
Graduate School Of Biosphere Science Hiroshima University
-
魚住 香織
Fisheries Technology Institute Hyogo Prefectural Technology Center For Agriculture Forestry And Fish
-
Mahmoud Mahmoud
Graduate School Of Biosphere Sci. Hiroshima Univ.
-
鈍賽 宗彦
Research And Development Center Unitika Ltd.
-
有川 陽子
Graduate School Of Biosphere Science Hiroshima University
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