原発性胆汁性肝硬変に対する bezafibrate 療法の有効性と問題点
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概要
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原発性胆汁性肝硬変 (PBC) 26例, その他の胆道系酵素優位の肝障害4例を対象にbezafibrateの投与を行い, その有効性と問題点について検討した. s2-PBC1例を除くすべての症例でALPはbezafibrate投与1カ月後より低下し始め, 3カ月後には36〜78%の低下を認め, その有効性が確認された. また, UDCAの前投与があった群においても相加的なALPの低下が認められ, 併用療法が有効と考えられた. しかし, 黄疸を伴う症候性PBC3例中1例は無効, 他の2例はtransaminaseの上昇を認めており, 投与の是非は今後の課題と考えられた. さらに, 副作用はほとんどなく安全性の高い薬剤と報告されているが, 我々の検討では黄疸を伴う症候性PBC2例を含む6例にtransaminaseの上昇が, 高齢者の1例に横紋筋融解症が認められ, このような症例においては特に慎重な投与が必要と考えられた.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
- 2005-04-25
著者
-
春名 能通
大阪府立急性期・総合医療センター
-
井上 敦雄
大阪府立急性期・総合医療センター
-
加藤 道夫
独立行政法人国立病院機構大阪医療センター消化器内科
-
林 紀夫
大阪大学大学院消化器内科学
-
平松 直樹
大阪大学大学院消化器内科学
-
平松 直樹
大阪大学消化器内科
-
吉原 治正
大阪労災病院 消化器科
-
鈴木 都男
大阪労災病院消化器内科
-
肱岡 泰三
独立行政法人国立病院機構大阪南医療センター消化器科
-
久保 光彦
大阪警察病院 消化器内視鏡センター
-
久保 光彦
Ntt 西日本大阪病院内科
-
尾下 正秀
大阪警察病院内科
-
久保 光彦
NTT西日本大阪病院内科
-
平松 直樹
大阪大学 医学部 消化器内科
-
平松 直樹
大阪大学 大学院医学系研究科分子制御治療学
-
平松 直樹
大阪大学大学院医学系研究科消化器内科学
-
加藤 道夫
国立病院機構大阪医療センター 消化器科
-
加藤 道夫
国立大阪病院消化器科
-
片山 和宏
大阪厚生年金病院内科
-
久保田 真司
関西労災病院内科
-
萩原 秀紀
大阪大学医学部第1内科
-
肱岡 泰三
大阪大学医学部第1内科
-
加藤 道夫
国立病院機構大阪医療センター消化器科
-
加藤 道夫
大阪警察病院 内科
-
井上 敦雄
大阪府立成人病センター消化器内科
-
三田 英治
独立行政法人国立病院機構大阪医療センター消化器科
-
金子 晃
NTT西日本大阪病院消化器内科
-
山本 守敏
NTT西日本大阪病院消化器内科
-
巽 信之
NTT西日本大阪病院消化器内科
-
中間 昭弘
NTT西日本大阪病院消化器内科
-
肱岡 泰三
国立病院機構大阪南医療センター消化器科
-
片山 和宏
大阪成人病センター肝胆膵内科
-
鈴木 都男
済生会千里病院内科
-
中間 昭弘
Ntt西日本大阪病院内科
-
巽 信之
Ntt西日本大阪病院内科
-
鈴木 都男
済生会千里病院 内科
-
鈴木 都男
大阪労災病院内科
-
金子 晃
Ntt西日本大阪病院内科
-
渡辺 晋一郎
NTT西日本大阪病院内科
-
東谷 光庸
NTT西日本大阪病院内科
-
三田 英治
済生会千里病院内科
-
萩原 秀紀
東大阪市立総合病院消化器科
-
尾下 正秀
大阪警察病院 内科
-
井上 敦雄
大阪府立成人病センター 消化器内科
-
井上 敦雄
大阪府立病院機構大阪府立急性期総合医療センター 消化器内科
-
加藤 道夫
国立病院機構南和歌山医療センター内科
-
久保 光彦
Ntt西日本大阪病院消化器内科
-
吉原 治正
大阪労災病院消化器内科
-
春名 能通
大阪大学 大学院 医学系研究科 病態情報内科学
-
春名 能通
大阪府立病院機構大阪府立急性期総合医療センター 消化器内科
-
加藤 道夫
国立病院機構 南和歌山医療センター 内科
-
林 紀夫
大阪大学大学院
-
加藤 道夫
独立行政法人国立病院機構南和歌山医療センター消化器科
-
萩原 秀紀
関西労災病院内科
-
金子 晃
NTT西日本大阪病院 内科
-
久保 光彦
NTT西日本大阪病院 内科
-
山本 守敏
NTT西日本大阪病院 内科
-
巽 信之
NTT西日本大阪病院 内科
-
加藤 道夫
独立行政法人国立病院機構南和歌山医療センター内科
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