海産甲殼類の肝油に関する研究 (第2報) : ズワイガニ, イバラガニおよびタラバガニ肝油の脂肪酸組成および不ケン化物中の成分
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概要
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Fatty acids and unsaponifiable matters from the liver oils of <I>Chionoecetes opilio, Lithodes turritus</I> and <I>Paralithodes camtschatica</I> were examined. It was found that these liver oils were composed of C<SUB>12</SUB>C<SUB>24</SUB> fatty acids, in which major component was oleic acid, by GLC analysis.<BR>Unsaponifiables were fractionated by low temperature fractional crystallization. The precipitate obtained from the unsaponifiables of <I>Paralithodes camtschatica</I> liver oil was further fractionated into two fractions. It was found that one of the fractions contained cholesterol and ergosterol and that the other consisted of C<SUB>8</SUB>C<SUB>19</SUB> α-alkyl glyceryl ethers by comparing their IR and NMR spectra with those of the authentic samples and by GLC analyses. From the mother liquors obtained from these liver oils, four fractions were obtained, respectively, by means of column chromatography and preparative TLC, and they were confirmed to be C<SUB>10</SUB>C<SUB>20</SUB> saturated hydrocarbons, C<SUB>11</SUB>C<SUB>18</SUB> aliphatic alcohols, higher aliphatic aldehydes and methyl ketones.
- 社団法人 日本油化学会の論文
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