抗菌性を有する界面活性剤についての研究 (第7報) : ノニルフェニル-ポリオキシエチレン-エーテル誘導体の合成と抗菌性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Commercial nonylphenyl poly (oxyethylene) ethers (n=3.811.0) were formylated at their benzene nucleus. The formyl derivatives (POE-CHO) obtained were then oxydized to the corresponding carboxylic acids (POE-COOH). Moreover, sodium salts (POE-COONa) and methyl esters (POE-COOCH<SUB>3</SUB>) of those acids were prepared. The surface tension of the aqueous solutions of POE-CHO, POE-COOH, POE-COONa and POE-COOCH<SUB>3</SUB> were found to be almostly as low as those of their starting ethers. The antimicrobial and antifungal activities of those compounds were rearranged. POE-COONa and POE-COOCH<SUB>3</SUB> had little or no activity at the concentration of 100μg/ml. Although POE-CHO were nonionic surface active compouds and POE-COOH depended their surface activity on the nonionic moiety of their molecules, POE-CHO and POE-COOH showed considerably antimicrobial and antifungal on bacteria and notably on some fungi, respectively.
- 社団法人 日本油化学会の論文
著者
関連論文
- L-トレオ-ヘキソ-2-エナロ-1,4-ラクトンエチルエステルの合成とその理化学的性質
- 3-O-アルキルグルコース誘導体の合成と抗菌性
- 3-O-アルキル及び3-O-ハロアルキル-D-グルコースの合成と抗菌性
- 有機ビルダ--17-アクリル酸-ビニルスルホン酸型コポリマ-について
- 北海道のにしん油しぼり
- 創立40周年を迎えて
- 魚油しぼりを訪ねて
- 有機ビルダ--20-ポリ(β-リンゴ酸ナトリウム)の生分解性とビルダ-作用について
- 高分子酸化防止剤の研究-1-全オルトメチレン結合線状アルキルフェノ-ルオリゴマ-について
- アクリル酸エステル型オリゴマ-の泡消し性について
- 有機ビルダ--19-ポリカルボン酸型オリゴマ-の金属イオン封鎖能とビルダ-性能について
- 有機ビルダ--18-アクリル酸とビニルアルコ-ル,メチルビニルエ-テル及び2-ヒドロキシアクリル酸とのコポリマ-について
- 光学活性を有する両性界面活性剤の合成と抗菌性
- 有機ビルダ--16-オリゴマ-の生分解性
- 有機ビルダ--15-テロマ-型ビルダ-について
- 有機ビルダ--14-アクリル酸系オリゴマ-について
- エ-テル結合を有するN-置換アミノ酸型両性界面活性剤の合成と抗菌性
- ジオ-ル類の泡消し性-5-
- 日本油化学協会創立30周年記念特集号の発刊に寄せて (〔日本油化学協会〕創立30周年記念特集号--最近10年間の日本の油化学) -- (序言)
- 有機ビルダ--13-ラジカル重合及びアニオン重合により得られたポリ(メタクリル酸ナトリウム)とポリ(フマル酸二ナトリウム)について
- 長鎖1,3型アルカンジオ-ルのあわ消し性
- 有機ビルダ--12-ポリ(アクリル酸ナトリウム)及びポリ(2-ヒドロキシアクリル酸ナトリウム)について
- 有機ビルダ--11-マロン酸型エ-テルカルボン酸のビルダ-効果について
- シロナガスクジラひげ中のステリン
- 高分子酸化防止剤の研究 (第1報) : 全オルトメチレン結合線状アルキルフェノールオリゴマーについて
- 有機ビルダー (第19報) : ポリカルボン酸型オリゴマーの金属イオン封鎖能とビルダー性能について
- アクリル酸エステル型オリゴマーの泡消し性について
- 有機ビルダー (第20報) : ポリ (β-リンゴ酸ナトリウム) の生分解性とビルダー作用について
- アクリル酸とビニルアルコール, メチル=ビニル=エーテル及び2-ヒドロキシアクリル酸とのコポリマーについて : 有機ビルダー (第18報)
- アクリル酸-ビニルスルホン酸型コポリマーについて : 有機ビルダー (第17報)
- 光学活性を有する両性界面活性剤の合成と抗菌性
- 有機ビルダー (第16報) : オリゴマーの生分解性
- 有機ビルダー (第15報) : テロマー型ビルダーについて
- 有機ビルダー (第14報) : アクリル酸系オリゴマーについて
- エーテル結合を有するN-置換アミノ酸型両性界面活性剤の合成と抗菌性
- 有機ビルダー (第13報) : ラジカル重合及びアニオン重合により得られたポリ (メタクリル酸ナトリウム) とポリ (フマル酸二ナトリウム) について
- ジオール類の泡消し性 (第5報)
- 有リンから無リンへ--合成洗剤用ビルダ-を巡って
- 有機ビルダー (第12報) : ポリ (アクリル酸ナトリウム) 及びポリ (2-ヒドロキシアクリル酸ナトリウム) について
- 1, 3-ジオキサインダン誘導体の酸化防止力 (第1報)
- ひまし油に関する研究 (第1報) : ひまし油からのグリセリン=トリリシノレアートの単離
- 短鎖脂肪酸を含む油脂の脂肪酸組成のGC分析 : BF3-1-プロパノール試薬によるプロピルエステルの調製
- 三フッ化ホウ素-メタノール試薬による脂肪酸のメチルエステル化における問題点 (第2報)
- 三フッ化ホウ素-メタノール試薬による脂肪酸のメチルエステル化における問題点
- トコフェロール酸化生成物に関する研究 (第1報) : α-およびδ-トコフェロール二量体の抗酸化性
- 脂肪酸メチルのGLC分析に及ぼす操作条件の影響 (第2報) : キャリヤーガス流速および昇温範囲, 速度の影響
- 海産甲殼類の肝油に関する研究 (第1報) : ズワイガニおよびイバラガニ肝油中のステリンおよびグリセリルエーテル
- 大豆油脱臭留出物中の抗酸化性物質に関する研究
- 抗菌性を有するオリゴマー型界面活性剤の研究(第2報) : 2,4-ジアルキルフェノールから得られるダイマー型界面活性剤の誘導体の合成と抗菌性
- 抗菌性を有するオリゴマー型界面活性剤の研究 (第1報) : アルキルフェノール・ホルムアルデヒド縮合物型界面活性剤の誘導体の合成と抗菌性
- 抗菌性を有する界面活性剤についての研究 (第9報) : p-ノニルフェニル=ポリオキシエチレン=エーテルの含窒素誘導体の合成と抗菌性
- エーテル結合を持つ二価アルコールの研究 (第5報) : ポリ塩化ビニル用可塑剤としてのトリエステルの検討
- エーテル結合を持つ二価アルコールの研究 (第4報) : ポリ塩化ビニル用可塑剤としてのトリエステルの検討
- エーテル結合を持つ二価アルコールの研究 (第3報) : トリエステルによるポリ塩化ビニルの可塑化
- 海産甲殼類の肝油に関する研究 (第2報) : ズワイガニ, イバラガニおよびタラバガニ肝油の脂肪酸組成および不ケン化物中の成分
- 有機ビルダー (第11報) : マロン酸型エーテルカルボン酸のビルダー効果について
- ジオール類のあわ消し性 (第4報)
- 有機ビルダー (第10報) : エーテル結合をもつカルボン酸型ビルダーの物理化学性 (その3)
- グリコールのあわ消し性(第2報)
- グリコールのあわ消し性 (第3報) : エチレンオキシドならびにプロピレンオキシド付加体について
- 抗菌性を有する界面活性剤についての研究 (第7報) : ノニルフェニル-ポリオキシエチレン-エーテル誘導体の合成と抗菌性
- ピラゾリジノン環を有する界面活性剤の合成と抗菌性
- 有機ビルダー (第8報) : エーテル結合をもつカルボン酸型ビルダーの物理化学性 (その2)
- 有機ビルダー (第7報) : キレート型ポリカルボン酸のビルダー効果に対する置換基の影響
- 一塩基酸型および二塩基酸型両性界面活性剤混合物の界面活性と抗菌性
- アルキルベンゾイルアクリル酸誘導体の合成とその抗菌性
- 1-オレフィン二量体より得られたグリコールのあわ消し性
- エーテル結合を含む二塩基酸 (第7報) : ビルダー作用 (その5) グリセリンおよびそのオリゴマーの多塩基酸
- カルボン酸型ビルダー溶液の物理化学性
- 抗菌性を有する界面活性剤についての研究 (第5報) : 界面活性を有する染料の合成と抗菌性
- チオエ-テル結合を含むN-置換アミノ酸型両性界面活性剤の合成とその抗菌性
- エーテル結合を含むアミノスルホン酸型両性界面活性剤の抗菌性
- チオエーテル結合を含むN-置換アミノ酸型両性界面活性剤の合成とその抗菌性
- 抗菌性を有する界面活性剤についての研究 (第4報) : アルキルジヒドロキシ安息香酸の低重合ポリエチレングリコールモノエステルの合成と抗菌性
- エーテル結合を含む二塩基酸 (第6報) : ビルダー作用 (その4) エーテル結合を含む二塩基酸と三塩基酸および四塩基酸との比較
- マッコウクジラ油の利用 (第1報) : 脳油アルコール, 尿素附加体の溶媒分別
- 脂肪酸のガスクロマトグラフィー
- 1991年度IUPAC油脂及び同誘導体委員会に出席して
- ガスクロマトグラフィーの食品分析への応用 : 脂肪酸
- 油脂成分及びその利用と開発に関する研究
- 全モノアシルグリセリンの定量分析法に関する研究 : 合同実験結果について
- 抗菌性界面活性剤の現状と動向
- 抗菌性を有する界面活性剤についての研究 (第3報) : 界面活性剤の菌体への作用についての形態学的観察
- 植物油脂中のトコフェロール同族体の高速液体クロマトグラフィーによる定量 : 合同実験結果について
- 昇温ガスクロマトグラフによる脂肪酸組成の定量
- アルキルレゾルシンの低重合ポリオキシエチレンモノエーテルの合成と抗菌性
- 日米油化学合同会議印象記 (第1回合同研究発表-討論会(特集))
- s-アルキルグルコピラノシドの界面活性,抑泡力,生分解性及び抗菌性〔英文〕
- 加工鯨油のA.O.M.安定性
- エ-テル結合を含む二塩基酸-5-ビルダ-作用-3-オキサモノカルボン酸およびオキサトリカルボン酸との比較
- 加工鯨油のA.O.M.安定性-2-精製,脱臭の効果
- アシロインの利用-1-飽和ケントおよび飽和炭化水素の合成
- 熱伝導度型検出器をそなえたガスクロマトグラフによる脂肪酸組成の分析における補正係数の検討(ノート)
- 水素炎イオン化検出器を備えたガスクロマトグラフによる脂肪酸組成の定量
- フェノール,P-クロルフェノールおよび2,4,5-トリクロルフェノールのトリ-,テトラ-,ペンタ-エチレングリコールエーテルの合成とその殺菌性
- p-オキシ安息香酸,サリチル酸およびレゾルシンの低重合ポリオキシエチレン誘導体の合成とその抗菌性
- マッコウ鯨油の利用-6-マッコウ鯨体油よりオレイン酸オレイルの濃縮
- コウジ酸誘導体の抗酸化性-1-アルキルコウジ酸とO-アシルコウジ酸について
- エーテル結合を含む二塩基酸-3-ビルダー作用について
- エ-テル結合を含む二塩基酸-4-ビルダ-作用-2-オキサ,アザ,チア,ヒドラジノおよび2-オキシエチルイミノジカルボン酸について