原子吸光分析法によるポリ塩化ビニル中の亜鉛,鉛およびカルシウムの定量
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概要
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市販のポリ塩化ビニル(PVC)中に安定剤として高級脂肪酸塩の形で加えられている亜鉛,鉛およびカルシウムの定量に原子吸光分析法を応用した.試料約0.59をN,N-ジメチルアセトアミド(DMA)100m<I>l</I>に溶解し,得られたDMA溶液について原子吸光測定を行なった.供試液中のPVCが原子吸光測定に対してかなりな影響を及ぼすので,対照試験法によって定量を行なった.また,この検量線の直線部分(亜鉛0.3〜6ppm,鉛20〜100ppm,カルシウム5〜25ppm)を利用して標準添加法を適用した.両方法とも満足すべき結果を与えた.回収試験の結果,いずれの元素についても回収率は99%以上で,本法による定量結果の正確さが確かめられた.精度および正確さにおいて,本法は従来の灰化法に基づく方法に比べてすぐれている.試料の溶解に約40分要し,全体の分析所要時間は50〜60分である.
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