養殖ハマチにおけるアンピシリンの吸収および排泄
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概要
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1.養殖ハマチに試製「水産用アンピシリン散」(三共)をAmpとして40 mg/kgを連続5日間経口投与し,経時的に魚体各臓器内のAmp含量を測定した。2.臓器中のAmpは最終投与後, 血液および筋肉では24時間後に,肝臓および腎臓では48時間後に検出不能となった。3.各臓器のピーク時のAmp含量は肝臓,腎臓,血液および筋肉の順に高く,各ピーク時の含量は0.981μg/g,0.753μg/g,0.358μg/mlおよび0.197μg/gであった。4.臓器中Amp含量のピーク値は血液,肝臓および筋肉では1時間後に,腎臓では3時間後に得られた。
- 日本魚病学会の論文
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