教員養成大学生における介護等体験に関する研究 -高齢社会に対する不安、高齢者福祉観を指標として-
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概要
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教員養成大学生(1・2回生)において介護等体験のある学生46名と介護等体験のない学生46名を対象としてアンケート調査を実施した。アンケート調査は、高齢社会に対する不安を指標として年金等12項目に関して「非常に不安」~「まったく不安でない」の4件法で評定させる調査と高齢者福祉観を指標として「介護」「寝たきり」「痴呆」という語に関してSD法(17個の形容詞対)を用いて評定させる調査を実施した。その結果、両群において高齢者の不安及び高齢者福祉に関する語に関してイメージに有意な差はみられなかった。この結果は、教員養成大学における介護等体験のあり方の再検討の必要性を示唆するものとして考えられた。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センターの論文
- 2000-03-31
著者
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