学校カウンセリングによる中学生不登校への再登校支援 -学校、家庭、実践センターの連携システムを中心として-
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概要
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不登校6名を対象として再登校及び登校の維持を目的として学校カウンセリングを実施した。学校カウンセリングは、平成12年7月~平成13年10月末まで約1年3ケ月間実施した。その結果は以下の通りである。①6名の再登校を望む不登校児が1年間という短期間内で再登校した、②第1~3学年全ての学年の不登校児が再登校した、③学校カウンセリング開始初期は、専門機関に子どもへの直接支援を仰いでいたが、徐々に学校長自らが家庭訪問を実施するなど学校・学年全体で取り組み、最終的には教師の取り組みのみで支援を成功させた、以上であった。再登校への明確な学校方針の基で対象児のアセスメントによる実践センター、学校、家庭の有機的連携による再登校支援が有効であった。
- 奈良教育大学教育学部附属教育実践総合センターの論文
- 2002-03-31
著者
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