地層の堆積に関する学習教材の開発

元データ 2014-03-31

概要

平成25年度仙台市標準学力検査の結果から,小学校6年生で扱う"大地のつくりの変化"での砂と泥の堆積の様子を問う問題において,泥が砂の下に沈むと誤答をしている生徒が57.5%いることがわかった。また,中学校1年生で扱う"大地の変化"での堆積作用に関する問題において,泥のみが堆積するのは浅い海底であると誤って認識している生徒がいることが分かった。このことから,児童・生徒が粒子の大きさの違いと堆積の仕方の関係を授業において,的確に理解することはとても重要であると考える。そして,児童・生徒が,学習の内容をより理解するためには,レキ・砂・泥の粒子の大きさの違いや堆積の様子を,より分かりやすく体験することができる教材を開発する必要があると考えた。今回の教材開発では,粒子の大きさによって沈降の速さに違いが出るため,層状に堆積していくことを観測できる実験器具の開発と,河口付近の堆積の広がりを観測することができる教材器具の開発を行った。教材の開発にあたっては,教師の準備の煩雑さをなくし,児童・生徒の反復操作が可能になるように,閉鎖系の教材を開発した。

著者

内山 哲治 宮城教育大
中澤 堅一郎 仙台市科学館
數本 芳行 仙台市立田子中学校
長島 康雄 仙台市立西山中学校
花田 義輝 仙台市科学館
志賀 由香 仙台市立西多賀中学校
秋場 良紀 仙台市立折立中学校
大津 秀穂 仙台市立中野中学校
星 美加 仙台市立郡山中学校
青木 博法 仙台市教育センター

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