蒲生海岸の砂州における津波後の堆積物について
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概要
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2011年東北地方太平洋沖地震に伴って発生をした津波は,蒲生海岸の砂州を大きく侵食し,多くの砂を蒲生干潟に移動させた。その後,砂州は蒲生干潟周辺の汀線が安定な状態を求めるように変化してきた。今回の調査では,トレンチを掘ることで砂の堆積のようすを確認した。砂州の海側では,砂の堆積のようすに変化を見ることはできなかったが,葉理を見ることができた。また,干潟側では,0.6m程トレンチを掘ると変化のない砂層の下に津波以前の干潟の痕跡を見ることができた。
- 2014-03-31