理学部物理系大学生にみる小・中・高等学校での理科学習の実態と問題点
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概要
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理学部物理系大学生に対して,小・中・高等学校で学習してきた理科の授業に対してどのような印象を抱いているのかを,好嫌度(小・中・高等学校)と自信度(高等学校)という指標を用いて調査した。その結果,調査対象者は理学部物理系大学生であるため,小・中学校での理科学習において理科好きであり,理科離れを起こしているとはいえなかった。また,男女共に物理領域の学習を好んでいた。高校物理においても概ね物理好きであったが,授業が進行するにつれ自信度の低い項目がみられた。このことから,理学部物理系の大学生にとっても,高校での学習内容の理解に自信が持てないでいることがわかった。
- 日本理科教育学会の論文
- 2010-07-07
著者
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