有人宇宙システムの現状と将来
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国際宇宙ステーション(ISS)への有人輸送に関しては,米国ではスペースシャトル,ロシアではソユーズが使用され,中国では独自の神舟シリーズを成功させている.米国ではISSの運用延長とスペースシャトルの2010年の退役が決定された.日本では有人関連技術を習得するため,ISSに結合する有人宇宙実験施設JEM,宇宙ステーション補給機HTVの開発・運用が成功裏に行われ,各分野で大きな成果が得られている.米国では2010年4月にオバマ大統領から小惑星・火星への有人探査についての声明が発表された.宇宙用周波数調整会議(SFCG),国際電気通信連合無線通信部門(ITU-R)での検討に加え,我が国は将来有人技術の発展が必要と考えられるので関連事項について解説する.
- 2010-12-01
著者
-
前田 惟裕
宇宙航空研究開発機構(JAXA)
-
前田 惟裕
独立行政法人宇宙航空研究開発機構
-
佐藤 直樹
宇宙航空研究開発機構有人宇宙環境利用ミッション本部
-
長谷川 義幸
宇宙航空研究開発機構有人宇宙環境利用ミッション本部
-
前田 惟裕
宇宙航空研究開発機構
-
前田 惟裕
宇宙航空研究開発機構宇宙利用ミッション本部
-
長谷川 義幸
宇宙航空研究開発機構
-
佐藤 直樹
宇宙航空研究開発機構
関連論文
- 3. 神舟5号による有人ミッションの成功と将来(宇宙探査への挑戦 : NASAと中国の事例から)
- 災害監視ミッションのためのLバンドSARのスペクトラムの推進(宇宙応用シンポジウム)
- 衛星搭載合成開口レーダとスペクトラム分配の動向 : 災害監視(宇宙応用シンポジウム-災害監視衛星特集-)
- 有人宇宙システムの現状と将来
- 小型衛星の現状と将来 : 観測・通信ミッション(宇宙応用シンポジウム〜小型衛星から宇宙ステーション関連システムの開発・運用成果〜)
- 有人宇宙システムの現状と将来
- 軌道上サービスシステムの構想と技術課題
- 地域型高精度測位衛星システム構想
- 軌道上サービス実験衛星システムにおける宇宙機構想
- 軌道上サービスシステム : 無人プラットフォームシステム構想
- 軌道上サービス実験衛星システム構想
- 非静止通信測位実験衛星システム構想
- 月探査ミッションのためのデータ中継衛星構想
- 総合通信・測位衛星システムについて
- 国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」開発と現状
- 宇宙ステーション新時代[II・完] : 国際宇宙ステーションの通信インフラストラクチャ
- 有人衛星
- 衛星間通信技術
- 2. 火星探査ローバ : 通信システムの設計と運用ハイライト(宇宙探査への挑戦 : NASAと中国の事例から)
- 月周回衛星システムの技術課題
- 宇宙実証の国際的動向 : 観測・測位(宇宙応用シンポジウム宇宙実証特集-通信・測位・観測)
- 火星探査ローバ : 通信システムの設計と運用ハイライト
- 神舟5号による有人ミッションの成功と将来
- 衛星ミッションの動向と宇宙実証 : 通信,測位,観測(全般)(高い費用効果を目指した衛星システム・要素の設計・評価技術)
- 衛星搭載マイクロ波放射計(AMSR/AMSR-E)の保護と共用検討(宇宙応用シンポジウム : ADEOS-II)
- KB-2-1 地球観測スペクトラムの保護 : WRC-2003 の成果
- 衛星ミッションと高機能化
- SANE2000-22 衛星ミッションと設計課題 : WRC-2000の成果
- 2007年世界無線通信会議(WRC-07)における成果 : 地球観測・宇宙ミッションの展開(宇宙応用シンポジウム-観測・通信衛星の軌道上評価と将来衛星搭載機器開発-)
- 国際電気通信連合での衛星にかかわる検討結果について
- BK-1-6 ITU-Rにおける光観測・通信の動向(BK-1.光を用いた観測・通信技術の現状と将来,ソサイエティ特別企画,ソサイエティ企画)
- BK-1-1 災害観測用衛星搭載能動センサの現状と将来(BK-1.津波などの防災のための観測・通信技術の現状と将来,通信1)
- BK-1-1 宇宙探査用スペクトラムとその保護(BK-1. 月・惑星探査などの観測・通信システム, 通信1)
- KB-2-1 測位衛星スペクトラムの分配 : WRC-2000及びWRC-2003の成果(KB-2.準天頂衛星システムとその応用)
- ハイライツ 衛星による地球環境計測の現状と将来--WRC-97、2000、2003の成果
- 大規模宇宙機システムの電力系システムインテグレーション
- 小特集編集にあたって(宇宙探査への挑戦 : NASAと中国の事例から)
- リモートセンシングセンサ
- 2007年世界無線通信会議(WRC-07)における成果 : 地球観測・宇宙ミッションの展開
- 有人宇宙船のミッションシナリオとクルー介在型飛行制御システム(飛行士との,飛行士による,飛行士のための宇宙船の安全制御 第1回)