軌道上サービスシステムの構想と技術課題
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概要
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21世紀初頭以降, 地球周回軌道上における宇宙環境利用, 地球観測等の種々の分野で宇宙活動要求の増大が想定される. これらの要求に効率的に対応するためには従来の使い捨て衛星を個別に開発するのではなく, 軌道上での補給・交換・組立・回収等のサービスを行う軌道上サービスシステムの概念が有効になる. この軌道上サービスシステムに関連のある計画として, 宇宙ステーション取付型実験モジュール(JEM), 技術試験衛星VII型(ETS-VII)等があるが, これらの計画/成果を踏まえ, さらにこれらを発展させ, 無人プラットフォームを中心とする軌道上サービスシステムを構築していく構想とその技術課題について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-10-25
著者
-
荒木 恒彦
宇宙開発事業団 衛星総合システム本部 WINDSプロジェクトチーム
-
荒木 恒彦
宇宙開発事業団追跡管制部
-
前田 惟裕
宇宙開発事業団
-
大石 克己
宇宙開発事業団システム技術研究部小型衛星研究室
-
前田 惟裕
宇宙航空研究開発機構宇宙利用ミッション本部
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