月探査ミッションのためのデータ中継衛星構想
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概要
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従来、データ中継衛星システムは地球局・低〜中高度宇宙機間の可視時間拡大を目的とした静止衛星システムであった。本研究ではその概念を拡張し、将来活発となるであろう科学研究・宇宙環境利用・資源探査等を目的とした月探査活動のためのインフラとして、各種宇宙機の可視性向上および通信機器への負担軽減を図ることを目的に「月データ中継衛星システム」についての構想検討を行っている。本稿では、システム検討の第一段階として実施した、中継衛星配置検討および回線検討の結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
-
荒木 恒彦
宇宙開発事業団 衛星総合システム本部 WINDSプロジェクトチーム
-
荒木 恒彦
宇宙開発事業団追跡管制部
-
前田 惟裕
宇宙開発事業団
-
森馬 純一
宇宙開発事業団
-
細沼 文雄
宇宙開発事業団
-
前田 惟裕
宇宙航空研究開発機構宇宙利用ミッション本部
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