災害監視ミッションのためのLバンドSARのスペクトラムの推進(宇宙応用シンポジウム)
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概要
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LバンドSARは、全天候観測、日夜観測、植生の影響が少ない形での地殻変動観測、森林伐採観測、氷の厚さ観測など災害監視にふさわしい特徴を有している。ITU-Rの無線通信規則上では、一次業務であるが、脚注により実質二次業務であり、帯域がわずか85MHzしかない。LバンドSARが災害監視に威力が発揮できるよう改善するためには、他業務との共用検討が不可欠であり、その成果の一部を報告する。なお、災害監視は、津波に関連してのITU-Rの特別声明、宇宙用周波数調整会議(SFCG)、地球観測サミットの作業グループによる10年実施計画、JAXAの長期ビジョンなどにおいて重要な位置を占める。
- 2006-06-14
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