糖尿病性腎不全による血液透析患者における血漿BNP濃度と心機能に関する検討
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概要
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Diabetic patients with chronic renal failure (CRF) have been reported to start hemodialysis (HD) earlier than non-diabetic patients with CRF, because cardiovascular complications frequently appeared and the main cause of death in diabetic patients was the cardiovascular events in the former. In order to assess whether the plasma brain natriuretic peptide (BNP) concentration would be a predictor of cardiac dysfunction, we examined the relationship between plasma BNP concentrations and cardiac functions estimated by M-mode echocardiography in diabetic patients maintained on HD. Plasma BNP levels were significantly higher (818.6 ± 21.6 pg/ml) than normal limits (~20 pg/ml) before HD, and during HD the levels were still high (748.7 ± 21.0 pg/ml). Pre-HD BNP levels did not correlate with clinical parameters such as age, HD duration, mean blood pressure, weight change, cardiothoratic ratio and HbAlc, but did correlate with the duration of diabetes mellitus. Moreover, pre-HD BNP levels correlated with ejection fraction (r=0.415, p<0.05) and left ventricular mass index (r=0.568, p<0.01). In diabetic patients undergoing HD, long durations of hyperglycemia and chronic cardiac load increase in left ventricular mass, resulted in higher levels of plasma BNP levels. Taken together, plasma BNP levels may be a predictor of cardiac dysfunction in diabetic patients undergoing HD.
- 東京女子医科大学の論文
- 2000-12-25
著者
-
新田 孝作
東京女子医科大学第4内科
-
川嶋 朗
東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所
-
二瓶 宏
東京女子医科大学第4内科
-
湯村 和子
自治医科大学腎臓内科
-
二瓶 宏
東京女子医科大学第四内科学
-
二瓶 宏
東京女子医科大学
-
湯村 和子
東京女子医科大学 第四内科
-
田中 純子
新宿恒心クリニック
-
新田 孝作
東京女子医科大学 第4内科
-
新田 孝作
東京女子医科大学附属青山女性自然医療研究所 自然医療部門
-
湯村 和子
順天堂大学
-
湯村 和子
東京女子医科大学
-
川嶋 朗
東京女子医科大学 第4内科
-
田中 純子
東京女子医科大学
-
二瓶 宏
東京女子医科大学腎臓内科
-
川嶋 朗
東京女子医科大学血液浄化療法科
-
川嶋 朗
東京女子医大腎臓センター
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