映像投影型多面体スピーカアレイによる立体音像への映像付与の一検討(音響信号処理,一般)
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概要
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我々はこれまで,球面上に26個の独立チャネルのスピーカを配した球形スピーカアレイを用いて,単体の楽器が中心から外に向かって放射する音を立体的に再現するシステムの研究を行ってきた.今回は,この立体音像に映像を付与する試みとして,スピーカアレイを多面体にし,その前後左右上の5面に,各方向から見た映像を投影するシステムを構築した.7名の被験者に体験してもらいインタビューした結果を分析したところ,ほぼ全被験者が楽器を実物大に投影した拡大映像のほうが音像と知覚的に一致すると答えたが,それにも関わらず半数は奏者全体が映っている広角映像の方が好ましいと回答するなど,投影する映像の画角や見方によって感じ方が変わることが分かった.
- 2009-07-27
著者
-
木村 敏幸
(独)情報通信研究機構ユニバーサルメディア研究センター
-
勝本 道哲
(独)情報通信研究機構ユニバーサルメディア研究センター
-
勝本 道哲
(独)情報通信研究機構
-
山肩 洋子
京大
-
木村 敏幸
(独)情報通信研究機構
-
山肩 洋子
(独)情報通信研究機構
-
木村 敏幸
東京農工大学大学院工学府
-
木村 敏幸
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所
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