3D音響技術の実用化へ向けた研究の現状 : 情報通信研究機構での取り組み(音響・超音波サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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立体音響技術の実用化に向けては,解決しなければならない研究課題が多くある.その中で,情報通信研究機構では,知覚的な側面と再生手法の両方から現在研究を進めている.知覚的な側面に係る研究テーマとしては,話者の向いている方向の知覚可能性の研究や立体音知覚時の脳内活動の観測などを行っている.また,再生手法については,スピーカを用いた音場再現とヘッドホンによるパーソナルな視聴環境での立体音生成の両面から検討を行っている.各研究テーマの必要性とこれまでの研究成果を紹介するとともに,実用化が可能な現実的な立体音響技術の確立に向けての,現状の問題点および今後の展望について考察する.
- 2012-01-19
著者
-
加藤 宏明
Nict:atrメディア情報科学研究所
-
西村 竜一
(独)情報通信研究機構
-
西村 竜一
情報通信研究機構
-
木村 敏幸
(独)情報通信研究機構
-
加藤 宏明
情報通信研究機構(nict):国際電気通信基礎技術研究所(atr)
-
Kato Hiroaki
Atr Human Information Processing Research Laboratories
-
榎本 成梧
(独)情報通信研究機構
-
竹本 浩典
(独)情報通信研究機構
-
加藤 宏明
(独)情報通信研究機構
-
カラン 明子
(独)情報通信研究機構
-
MOKHTARI Parham
(独)情報通信研究機構
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