バイオリン実演奏音の空間放射特性(一般)
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概要
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バイオリンは,様々な方向に音を放射している。我々は,これらの音を全て直接的ではないにしろ聞いている(部分的には,壁等からの反射音として到来)。本研究では,演奏者の周囲に球状マイクロホンアレイを設置することでバイオリン演奏者を記録し,バイオリン音の聴感に重要であると考えられるそれらの空間放射特性を解析した。その結果,バイオリン演奏者の放射方向は,水平面では概ね前方斜め左,矢状面では周波数に依存して真下から真上まで広い範囲に分布していることが分かった。また楽曲演奏中は,同じ分析周波数であっても時間により放射方向が大きく変化し,プロ演奏者間での差異は主に放射指向性の強さに現れることが明らかとなった。
- 2011-06-16
著者
-
牧 勝弘
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルメディア研究センター
-
勝本 道哲
(独)情報通信研究機構
-
木村 敏幸
(独)情報通信研究機構
-
木村 敏幸
独立行政法人情報通信研究機構 ユニバーサルメディア研究センター
-
勝本 道哲
独立行政法人 情報通信研究機構
-
木村 敏幸
東京農工大学大学院工学府
-
牧 勝弘
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所
-
木村 敏幸
独立行政法人情報通信研究機構
-
木村 敏幸
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所
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