26チャンネル球形スピーカによる楽器の実演奏音の再生 : 楽器の放射パターンの再現性に関する音響比較
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概要
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本研究グループでは,自然でリアルな音を作り出すことができる立体音響システムの構築を目指し,小型の26チャンネル球形スピーカを開発してきた。本研究では,バイオリンとギターの実演奏音の放射特性を,この球形スピーカがどの程度再現できるのかを音響的に評価した。放射指向性は,音圧分布情報にベクトル演算を適用することで解析した。その結果,球形スピーカは,楽器音の音圧分布パターン自体の再現性は低かったが,楽器音の放射方向の時間変化の特徴をよく再現できることが明らかとなった。また,ワンボックススピーカや1ch音源をマルチチャンネルで同時再生した球形スピーカに比べて,楽器音の特徴をよく再現できることも分かった。
- 2011-10-01
著者
-
牧 勝弘
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルメディア研究センター
-
勝本 道哲
(独)情報通信研究機構
-
木村 敏幸
(独)情報通信研究機構
-
木村 敏幸
独立行政法人情報通信研究機構 ユニバーサルメディア研究センター
-
勝本 道哲
独立行政法人 情報通信研究機構
-
木村 敏幸
東京農工大学大学院工学府
-
牧 勝弘
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所
-
木村 敏幸
独立行政法人情報通信研究機構
-
木村 敏幸
独立行政法人情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所
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