Tetrodotoxinによる錘内筋,錘外筋線維の麻痺(<特集>脳と神経の研究)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
When the gastrocnemius nerve was stimulated at the popliteal fossa, a monosynaptic reflex spike was recorded from the central cut end of the ventral root. After intravenous administration of 4 γ/kg tetrodotoxin, contraction of the extensor of the lower extremity reduces but the height of the reflex spike rather enhances. By the aid of tetrodotoxin, the height reduces gradually. The enhancement is due to an increase in discharge frequency of the Group la fiber produced by contraction of the intrafusal muscle fiber elicited, by our repeated stimulation tests. During advancement in paralysis of the extrafusal muscle, height of the reflex spike enhances for 20-30 msec, after stimulation of the distal cut end of the ventral root, and thereafter reduces. The enhancement is due to an increase in the Group la discharge frequency, the decrease to an increase in the Group II discharge. . Paralysis of the skeletal muscle with respect to movement and posture by tetrodotoxin, advances methodically towards the phasic and tonic muscle of the extrafusal muscle, the nuclear-bag and nuclear-chain fibers of the intrafusal muscle, the monosynaptic reflex and nerve fiber.
- 千葉大学の論文
- 1964-09-28
著者
-
小林 龍男
千葉大学医学部薬理
-
小林 龍男
杏林大学医学部薬理学
-
浜村 道子
東横第3病院
-
石川 稔生
千葉大学医学部薬理学教室
-
本間 三郎
千葉大学医学部第一生理
-
石川 稔生
薬理
-
浜村 道子
千葉大学医学部脳機能研究施設
関連論文
- 臨牀と病理
- 7. 向精神薬の使われ方について : 当院の統計から(〔II〕シンポジアム"精神疾患の薬物療法",第441回千葉医学会例会 第4回神経科例会)
- Benzodiazepine誘導体の中枢作用(脳と神経の研究VI)
- Pyribenzyl methylsulfate(CG-201)の薬理(脳と神経の研究V)
- Phenothiazine誘導体の中枢作用の脳波学的解析 : とくにphysostigmine, methamphetamineに対する作用を中心として(脳と神経の研究IV)
- 14. 日本脳炎遷延例とおもわれる1剖検例(一般口演,第41回千葉医学会総会 第10回千葉県医師会学術大会連合大会演説要旨)
- 血圧動揺における中枢性ならびに末梢性因子の解析(脳と神経の研究)
- いわゆる"Antiphobic Drug" Pipethanateの新誘導体(PI-3610-T)の薬理作用(脳と神経の研究II)
- 13. 走査式座標録器による心電図記録について(第34回千葉医学会総会講演要旨)
- 24. 腹窓法によるGABA誘導体の腸管作用の検討(一般口演,第44回千葉医学会総会 第13回千葉県医師会学術大会 第6回日医医学講座連合大会)
- 14) 通流第3作用よりみたる電流治療について(第301回千葉医学会例会,第6回中山外科教室集談会連合会演説要旨(その3))
- ニューロンの電子回路模型とVTRによる実習の試み : インパルス伝導
- レニングラードのパブロフ研究所にて(海外だより)
- VTRによる医学教育の試み(話題)
- 医学のプログラム(脳と神経の研究VII)
- 脊髄反射活動の抑制性調節について
- DominatorとModulator : 恩師グラニット先生のノーベル賞受賞をお祝いして
- 人体運動ネウロンプールの閾下縁に関する研究(脳と神経の研究)
- 筋紡錘発射伝達に対する促進と抑制(脳と神経の研究)
- Tetrodotoxinによる錘内筋,錘外筋線維の麻痺(脳と神経の研究)
- 7. 神経電図Electroneurogramについて(第33回千葉医学会総会講演要旨)
- 27) 海馬後発射閾値におよぼすPsychotropic chugsの影響(第407回千葉医学会例会 第13回中山外科例会)
- 情報化時代に
- 中枢神経シナプスにおける化学的伝達物質についての薬理学的考察
- フランスの医学教育制度
- 旅に出るたびに思うこと(脳と神経の研究IX-自律神経をめぐって)
- 向精神薬の作用機構 : とくに液性伝達物質との関係を中心として
- 岐路にたつ医学教育制度
- 明日への期待
- Methixene hydrochlorideに関する薬理学的研究 : ことにその中枢作用について(脳と神経の研究IV)
- 結晶Tetrodotoxinのネコ側脳室内注入による嘔吐について(脳と神経の研究II)
- 脊髄反射活動電位におよぼすChlorpromazineの作用(脳と神経の研究)
- Tetrodotoxin作用下の伸展反射(脳と神経の研究)
- 9. クロールプロマジンの中枢作用に関する薬理学的考察(第32回千葉医学会総会演説要旨)
- 視床下部→下垂体の薬理(第311回千葉医学会例会,第24回皮膚泌尿器科集談会連合会特別講演要旨)
- 7. 人体神経及び筋の時値(第31回千葉医学会,昭和29年度千葉県医師会医学会連合大会演説要旨)
- 運動と姿勢の反射調節に対する感覚神経情報について
- 8. 筋電図よりみたる人体反射活動について(第32回千葉医学会総会演説要旨)
- 21. 神経興奮伝導に対する通流第3作用 : 矩形脈波通流(基礎医学,千葉医学会第29回臨時総会演題)
- 27. 家兎下肢のオンコメトリーに就て(基礎医学,千葉医学会第29回臨時総会演題)
- 末梢神経および筋受容器の再生におよぼすビタミンB1, B6, B12複合体の作用
- 4-1.クロルプロマジン,ハロペリドールおよびクロルジアゼポキサイドの中枢作用の脳波学的研究(向精神薬の基礎と臨床,昭和48年度(1973)千葉大学医学部公開講座)
- オーストラリアの医学教育および基礎医学系大学院(海外だより)
- 脳波用皮質下電極植込み法について
- 6-4 睡眠と催眠薬の作用(6.睡眠,昭和44年度(1969)千葉大学医学部公開講座抄録集)
- ウサギにおけるMorphine持続静注の影響についての脳波学的研究(神経薬理,脳と神経の研究VII)
- 5)Limbic systemと向精神藥の作用機序(脳と神経,シンポジウム,第43回千葉医学会総会,第12回千葉県医師会学術大会連合大会,第5回日医医学講座)
- てんかん患者における治療前脳波と予後の関係(脳と神経の研究)
- 35. 除脳猫における足間代の筋紡錘発射について(第36回千葉医学会総会,第5回千葉県医師会学術大会連合大会演説要旨)
- 動物脳波からみにAddictionおよびToleranceとくにMorphine, Methamphetamine連続投与の影響について