肝機能検査値と死亡指数・死因との関係
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概要
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AST,ALT,γ-GTを適正に評価することは,生命保険の引受において大きな選択効果をもたらすと考えられる。今回,AST,ALT,γ-GTについて,各々の数値と死亡指数の関係を検討した。併せて,AST,ALT,γ-GTについて,数値別に複数の項目をクロスさせた死亡指数,数値別の死因を検討した。その結果,AST,ALT,γ-GTの数値別の死亡指数に関しては,ASTの死亡指数への関与が最も大きかった。死因に関しても,ASTの異常例で肝疾患の死因占率が高くなっていた。また,クロス集計の有為性は感じられなかった。死亡指数,死因の検討より,AST>γ-GT>ALTの順で,肝疾患に対する選択効果が高いと思われた。
- 2009-06-17
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