約款基準を「疾病,傷害および死因統計分類提要」昭和54年版からICD-10準拠へ移行させた場合の支払への影響の検討
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概要
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現在当社約款における疾病の定義には, ICD-9に準拠した「疾病,傷害および死因統計分類提要 昭和54年版」に基づく旨,記載されている。しかし既に二十余年が経過し現在の臨床医学の実態との解離がみられるようになっているため,当社では今後の約款改訂に際し順次最新版の分類提要への移行を検討している。今回,三大疾病保障保険および入院給付の支払い経験よりICD-10準拠移行による支払い件数の増減を検討した。移行した場合,胃・大腸の粘膜癌については上皮内癌と判断し支払対象から除外される一方,骨髄異形成症候群関連疾患では悪性新生物と判断され支払対象となる。結果としてはこれらの支払件数の増減による影響は少ないものと思われた。
- 2004-06-17
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