めまい等を呈する耳科的疾患に関する入院給付統計の検討
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概要
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メニエール病に代表されるめまいの告知は査定現場でも多く見られる。また,めまいは一般に耳科的疾患と診断されることが多い。これらの予後について,当社入院給付データを基に検討した。平成12年4月1日から平成16年3月31日の問にめまい等を呈し耳科的疾患の診断で入院給付を受けた6,748件(めまい群)について死亡指数を算出した。更に同期間に入院した生命予後に影響がないと思われる外傷での入院10,195件を対照群とし再入院のリスクを検討した。外傷群はめまい群に合わせ年齢補正を行い,person-time法により比較した。今回の調査では,めまい等を呈した耳科的疾患の死亡指数は高くなかった。しかし,対照群に比し虚血性心疾患・脳血管障害等での再入院が多いという特徴を認めた。
- 2006-06-17
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