小学校通常学級在籍児童の聴写書字速度と正確さ
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概要
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任意に抽出した小学校4校の1年から6年までの通常学級在籍児童1,057名(男子519名、女子538名)の聴写書字速度と正確書字単語数を測定した。読み上げられる有意味単語および無意味単語の書き取りを課題とした。有意味単語、無意味単語課題とも、2文字、4文字、6文字、8文字の単語10語ずつを使用した。有意味単語、無意味単語課題とも学年が進むにつれて書字数が増加しており、1分間の書字数と学年との関係は回帰直線で示すことができた(有意味文課題y=6.6x+19.5無意味文課題y=5.8x+18.4)。両課題の全学年で女子のほうが書字数は多く、有意味単語課題では1年、2年、3年、無意味単語課題では3年、4年の学年において有意差が認められた。有意味単語課題において、6文字単語と8文字単語の正確書字単語数が学年進行とともに増加しており、語彙数は学年が進むにつれて増加していることが推測された。
- 2009-01-30
著者
-
平林 ルミ
東京大学大学院工学系研究科
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中邑 賢龍
東京大学先端科学技術研究センター
-
河野 俊寛
金沢大学人間社会学域学校教育学類附属特別支援学校
-
中邑 賢龍
香川大学
-
河野 俊寛
金沢大学教育学部附属養護学校中学部
-
河野 俊寛
石川県立明和特別支援学校
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