ハッシュ関数ファミリーAURORA(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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本稿では,ハッシュ関数ファミリーAURORAを提案する.AURORAは出力長224,256,384,512ビットに対応しており,計6種類のアルゴリズムから構成される.各アルゴリズムのドメイン拡張部は出力長や要求される安全性に応じて,拡張Merkle-Damgard変換もしくはDouble-Mix Merkle-Damgard変換を採用して最適化を図っている.圧縮関数内部ではハッシュ関数に適した構造をベースに拡散行列切り替え法(DSM)などの設計技法を採用することで少ない処理量で高い安全性を確保した.この結果AURORA-256は,ソフトウェア実装においては,Intel Core 2 Duoプロセッサで15.4cycles/byte,1.25Gbpsを達成し,ハードウェア実装においては,0.13μm CMOS標準セルライブラリを使用時に9Kgate以下で約1.10Gbpsを達成している.
- 2009-03-02
著者
-
秋下 徹
ソニー株式会社インターネット研究所
-
白井 太三
ソニー株式会社 ユビキタス技術研究所
-
岩田 哲
名古屋大学
-
渋谷 香士
ソニー株式会社
-
盛合 志帆
ソニー株式会社
-
秋下 徹
ソニー(株)ユビキタス技術研究所
-
盛合 志帆
通信・放送機構 横浜リサーチセンター
-
秋下 徹
ソニー株式会社
-
白井 太三
ソニー株式会社
-
盛合 志帆
ソニー
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