2.証明可能安全性を持つブロック暗号の構成法(<小特集>暗号技術の証明可能安全性)
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概要
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木稿では,証明可能安全性を持つブロック暗号の構成法について,代表的な二つのアプローチについて解説する.一つ目は1988年に示されたLuby-Rackoff constructionに代表されるアプローチで,"小さな"擬似ランダム関数を用いていかに"大きな"擬似ランダム置換(ブロック暗号)を構成するかというものである.もう一つのアプローチは,1990年ころから研究が盛んになった差分解読法及び線形解読法に対する証明可能安全性を持つ構成法である.また,証明可能安全性理論に基づいて設計されたブロック暗号についても述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-06-01
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