ブロック暗号の高速ソフトウェア実装法の改良 : 暗号化関数の命令数最少演算法導出アルゴリズム
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概要
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本稿では第4回高速ソフトウェア暗号ワークショップ(FSE'97)において、Bihamにより提案されたDESの高速ソフトウェア実装法の改良について述べる。この実装法において、我々は暗号化速度に最も影響を与えるS-boxの処理部分の命令数をある条件の下で最少化するアルゴリズムを提案する。このアルゴリズムはDESのS-boxだけでなく、DES以外のブロック暗号で用いられている多くの暗号化関数にも適用が可能である。Bihamの方法では、必要とされていたDESの1段あたりの命令数が約1040回であったのに対し、我々の提案アルゴリズムを適用することにより必要命令数を942回に削減することができた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-05-26
著者
-
下山 武司
(株)富士通研究所
-
下山 武司
通信・放送機構
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盛合 志帆
ソニー株式会社
-
盛合 志帆
Ntt
-
盛合 志帆
通信・放送機構 横浜リサーチセンター
-
天田 誠一
通信・放送機構 横浜リサーチセンター
-
下山 武司
(株)富士通研究所ソフトウェア技術研究所
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