ブロック暗号Twofishの解析(その2)
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概要
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米国次期標準暗号AESの最終候補の一つであるブロック暗号Twofishの差分解析を行なった。計算機実験によりtruncated differentialを探索した結果、確率約2^<-57.3>で成立する16段truncated differentialが見つかった。2^<51>個の選択平文に対し、このtruncated differentialに従う"good pair"は1組存在し、このようなgood pairは合計2^<77>組存在すると試算できる。また、Knudsenによりopen problemとされていた、5段のTwofishをrandom permutationと識別できる可能性のあるtruncated differentialが見つかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-07-18
著者
-
盛合 志帆
ソニー株式会社
-
盛合 志帆
NTT情報流通プラットフォーム研究所
-
盛合 志帆
通信・放送機構 横浜リサーチセンター
-
尹 依群
NTT Multimedia Communications Laboratories
-
盛合 志帆
ソニー
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