ハッシュ関数ファミリーAURORAのハードウェア実装評価(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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本稿では,ハッシュ関数ファミリーAURORAのハードウェア実装に関する最適化手法および実装性能評価について報告する.AURORAはF関数内の各コンポーネントがそれぞれ小型かつ高速に実装可能であり,またAURORAの構成は高速実装から小型実装までバラエティに富んだ実装を可能としている.0.13μm CMOS標準セルライブラリを用いた評価結果では,256ビット出力のAURORA-256は高速版実装において35.0Kgateで10.4Gbpsを,小型版実装において8.9Kgateで1.1Gbpsを達成している.また,512ビット出力のAURORA-512は高速版実装において9.1Gbpsを,小型版実装において12.1Kgateを実現している.これらの数値はSHA-2の最良の実装結果と比較して十分なアドバンテージを持っており,AURORAが高いハードウェア実装性能を持ったハッシュ関数であることを示している.
- 2009-03-02
著者
-
阿部 広幸
ソニー・エルエスアイ・デザイン株式会社
-
秋下 徹
ソニー株式会社インターネット研究所
-
山本 忠興
ソニー・エルエスアイ・デザイン株式会社
-
秋下 徹
ソニー(株)ユビキタス技術研究所
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秋下 徹
ソニー株式会社
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