ポーラログラフ法による塩基性染料の定量
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概要
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塩基性染料の添加による、ポーラログラフ酸素極大波の抑制効果の検討を行い、さらに、その抑制効果を利用した、塩基性染料の定量法の検討を行った。1)塩基性染料は極大波を抑制し、その抑制効果はMethylene Blue,Crystal Violet,Malachite Greenの順に小さくなることがわかった。2)支持電解質を塩化カリウム10mMとして、-0.35Vの極大電流値を測定することで、塩基性染料の定量が可能であることを示した。3)アクリル繊維に対するMethylene Blueの吸着実験を行い、ポーラログラフ法により残浴中の染料濃度を測定し、83℃における親和力を算出したところ、13.4kcal/molであった。
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