キトサンおよびフィブロイン薄膜の製法
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概要
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天然高分子誘導体であるキトサン,部分N-アセチル化キトサン,および天然高分子である絹フィブロインの製膜方法について検討し,流延法(キャスト法)によって0.01〜0.03mmの膜厚をもつキトサン膜および絹フィブロイン膜をそれぞれ得た。またキトサン膜をピリジン-無水酢酸の系で処理することで部分N-アセチル化キトサン膜を得た。キトサン膜および部分N-アセチル化キトサン膜の脱アセチル化度は,I.R.法によると81.2%および50.4%であった。40℃におけるOrannge IIのキトサン膜および部分N-アセチル化キトサン膜に対する飽和吸着量を示した。さらに,キトサン膜を用いた染料の透過実験の一例について報告した。
- 活水女子大学の論文
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