周年放牧草地における追播ギニアグラス(Panicum maximum Jacq.)の生育を向上させる前作イタリアンライグラス(Lolium multiflorum Lam.)品種の選定
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概要
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同一圃場で周年放牧を効率的に実施できる技術を開発するため,省力的造成法であるリノベータ(簡易草地更新機)法および蹄耕法を用い,冬季イタリアンライグラス草地ヘギニアグラス種子を追播し,放牧利用しつつ夏季草地を造成する場合に有効な,前作イタリアンライグラス品種について検討した。リノベータ法での前作イタリアンライグラス品種には,極早生品種ミナミアオバおよび早生品種ワセユタカを用いた方が,晩生品種エースより,追播ギニアグラスの乾物重と茎数密度が優れていた。蹄耕法での追播ギニアグラスの乾物重と茎数密度は,前作に極早生イタリアンライグラス品種ミナミアオバを用いた場合に多く,早生品種ワセユタカでは年次間の変動が大きく,晩生品種エースはリノベータ法と同様に少なかった。
- 2008-10-15
著者
-
山本 嘉人
畜産草地研究所
-
平野 清
畜産草地研究所
-
中西 雄二
九州沖縄農研
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平野 清
九州沖縄農研
-
小路 敦
九州沖縄農業研究センター
-
中西 雄二
九州沖縄農業研究センター
-
山本 嘉人
九州沖縄農業研究センター
-
平野 清
九州沖縄農業研究センター
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