***の隠れ肥満と生活習慣について

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概要

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本研究は***を対象に体格測定、体組成測定を実施し、BMIと体脂肪率から、見た目はほっそりしていても、生活習慣により、筋肉などの除脂肪量が減り、結果として体重は減少しているが、体脂肪は落ちていない、いわゆる「隠れ肥満」の実態を明らかにすることを目的とした。また「隠れ肥満」の要因を明らかにする試みとして、生活習慣調査、食事栄養調査を実施、実際に摂取している食事内容から栄養素を調査するための食事調査を実施した。その結果、隠れ肥満群は約21%存在し、正常群と比較して、体脂肪率・腕および脚の脂肪率が多く、筋肉率・腕および脚の筋肉率が低値を示した。また隠れ肥満群は内臓肥満指数が正常群に比べ有意に高値であったが、肥満形態としては皮下脂肪型肥満と推察された。食事栄養調査の結果から、「隠れ肥満群」は、日本人の同年齢女性の摂取基準に比べ、エネルギーが不足、脂肪摂取の過多、カルシウム摂取不足が明らかとなった。

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