数理計画法に基づく大規模配置最適化枠組みの提案(レイアウト,信号処理,LSI,及び一般)

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概要

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近年の大規模配置においては、2次計画配置手法(QP)が広く利用されているが、その後に続くリーガライゼーションの結果、最適配線長が甚だ失われてしまう傾向にある。セル分配法は、QPとリーガライゼーションに対して、配線長最適化の観点から一貫性を持たせるができる。本稿では、大規模配置に対して、QP,セル分配、リーガライゼーションから構成される3ステップ最適化枠組みを提案する。提案するセル分配法は、セル重なり除去の制約を考慮する際にも、配線長の最適性を理論的に保証する。この提案の鍵は、QPの解空間の解析し、セルの移動時の総配線長の増分をセル移動距離に換算することにより、セル分配問題の最適化関数を線形化できることにある。結果として、提案するセル分配法は、線形計画法により配線長に関する準最適解を得ることができる。
2008-06-20

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