ハクサイ炭疽病および黒すす病に対するプラントアクティベーターの効果と影響
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概要
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Alternaria brassicicola and Colletotrichum higginsianum are causal agents of Alternaria leaf spot and anthracnose, respectively, of Chinese cabbage (Brassica rapa). The effect of plant activators on anthracnose of Chinese cabbage was studied 24-hr after treatment. From the results, it was clarified that the disease was perfectly controlled by pretreatment of plug seedlings with BTH but not with MeJA, which inversely accelerated lesion development. On the other hand, lesion development by A. brassicicola was decreased by pretreatment with ethephon and MeJA but not with BTH, which induced severe symptoms. Based on these findings, we discuss the potential of plant activators to control diseases.
- 2008-05-20
著者
-
白石 友紀
岡山大学農学部総合農業科学科
-
河合 清
クミアイ化学工業(株)生物科学研究所
-
安部 洋
理研バイオリソースセンター・実験植物開発室
-
小林 正智
理研バイオリソースセンター・実験植物開発室
-
安部 洋
理研brc
-
井沢 典彦
クミアイ化学工業株式会社
-
白石 友紀
岡大院自然科学
-
畠山 勝徳
野茶研
-
鳴坂 義弘
岡山県生物科学総合研究所
-
鳴坂 真理
岡山県生物科学総合研究所
-
畠山 勝徳
野菜茶業研究所
-
Shiraishi Takuo
Research Institute For Food Science Kyoto University
-
井沢 典彦
クミアイ化学
-
白石 友紀
岡山大学農学部植物病理学研究室
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