激害型マツ枯損木より有毒代謝産物の分離 : 同定とそれらの毒性について
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概要
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マツノザイセンチュウの天然感染によって萎凋しはじめたマツより, 有毒代謝産物として, 葉から安息香酸とカテコールを, また, 枝の材の部分より, 安息香酸, 8-hydroxycarvotanacetone, および dihydroconiferyl alcoholを分離同定した。これらのうち, 安息香酸を三年生アカマツ苗の茎より吸収させた場合, また, 8-hydroxycarvotanacetoneを新梢から与えた場合は,病原センチュウを接種した場合と非常によく似た症状をしめした。
- 1984-04-25
著者
-
白石 友紀
岡山大学農学部総合農業科学科
-
上田 隆之
三共株式会社農薬研究所
-
奥 八郎
岡山大学農学部
-
富田 和男
三共株式会社農薬研究所
-
佐藤 一雄
三共株式会社農薬研究所
-
佐藤 一雄
Agricultural Chemicals Research Laboratories Sankyo Co. Ltd.
-
富田 和男
三共 農薬研
-
上田 隆之
Agricultural Chemicals Research Laboratories, Sankyo Co., Ltd.
-
白石 友紀
岡山大学農学部植物病理学研究室
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