実メモリモジュールを模擬したテスト基板におけるDDR2-SDRAMのVrefノイズ許容値の測定手法(<特集>チップ・パッケージ・ボードにおけるパワーインテグリティの設計評価,LSIシステムの実装・モジュール化・インタフェース技術、テスト技術、一般)
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概要
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Vrefの適切なターゲットインピーダンスの設定により,低コストで高いノイズ耐性を有するDDR-SDRAMを実現することを目指し,プリント配線基板では対策が難しい高周波ノイズに対するノイズ耐性を強くするため,DRAMチップ内のVref給電網にローパスフィルタを挿入した.このフィルタの効果を実証するため,実メモリモジュールを模擬したテスト基板を用いたDDR2-SDRAMのVrefノイズ許容値の測定系を確立した.Vrefノイズ許容値の測定により,周波数が高いほどノイズ許容値が大きくなる結果が得られた.これはテストチップに挿入したローパスフィルタの効果によるものと考えられる.
- 2008-01-10
著者
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植松 裕
株式会社日立製作所中央研究所
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大坂 英樹
株式会社日立製作所中央研究所
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西尾 洋二
エルピーダメモリ株式会社
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波多野 進
エルピーダメモリ株式会社
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大坂 英樹
日立製作所
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植松 裕
株式会社日立製作所生産技術研究所
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大坂 英樹
株式会社日立製作所生産技術研究所
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大坂 英樹
株式会社日立製作所 生産技術研究所
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