オメガ信号のCycle jump : ことに日本近海のハワイ局
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概要
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オメガ航法システムが実用化されるにつれ,わが国近海で受信するハワイ局を含むオメガ・ペアに,異常現象が見出され,システムの信頼性が低下した。本論文は,ハワイ局(10.2kHzと13.6kHz)の伝搬異常の1つであるサイクル・ジャンプについて解析したものである。約2ヶ年間のわが国定点(東京・鹿児島)における測定を主体とし,アラスカ・北米北西岸と南方海域,沖繩の測定を参考に考察した。サイクル・ジャンプの出現範囲の確定ジャンプの極性と時間帯を述べた。ジャンプ発生要因を,高次モードと,逆回り(長通路)伝搬による干渉であると解析した。
- 社団法人日本航海学会の論文
- 1977-08-20
著者
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