Helicobacter pylori除菌により血小板増加を認めた治療抵抗性特発性血小板減少性紫斑病の2例
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概要
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Helicobacter pylori(以下HP)陽性の特発性血小板減少性紫斑病(idiopathic thrombocytopenic purpura,以下ITP)患者2症例(症例1 : 24歳・女性,症例2 : 45歳・女性)に対し除菌療法を行った。2症例共に除菌に成功し,除菌後に血小板増加を認めた。2症例ともに高度な萎縮性胃炎を呈していた。HP感染による慢性的な免疫刺激やHP抗原と血小板の交差反応による自己抗体産生がITPの原因の一つとなっている可能性が報告されている。HP除菌はITPの有効な治療法になりえる可能性があり,今後さらに症例を蓄積し検討していくことが必要と思われた。
- 北里大学の論文
- 2005-06-30
著者
-
新津 望
北里大学医学部内科学iv(血液内科)
-
新津 望
北里大学医学部血液内科
-
西元寺 克禮
北里大学医学部消化器内科学
-
西元寺 克禮
北里大学東病院消化器内科
-
西元寺 克礼
北里大学医学部・内科学
-
小泉 和三郎
北里大学東病院消化器内科
-
田辺 聡
北里大学 医学部消化器内科学
-
田辺 聡
北里大学東病院消化器内科
-
樋口 勝彦
北里大学東病院消化器内科
-
佐々木 徹
北里大学東病院消化器内科
-
田原 久美子
北里大学東病院 消化器内科
-
北村 陽子
北里大学東病院 消化器内科
-
竹内 一
北里大学東病院 消化器内科
-
北村 陽子
北里研究所メディカルセンター病院消化器内科
-
中谷 研斗
北里大学東病院消化器内科
-
竹内 一
北里研究所メディカルセンター病院消化器内科
-
田原 久美子
北里研究所メディカルセンター病院消化器内科
-
日高 央
北里大学東病院消化器内科
-
佐田 美和
北里大学東病院消化器内科
-
新津 望
北里大学東病院血液内科
-
小泉 和三郎
北里大学消化器内科
-
小泉 和三郎
北里大学東病院 消化器内科
-
日高 央
北里大学医学部消化器内科学
-
佐々木 徹
北里大学東病院 消化器内科
-
新津 望
北里大学 医学部 内科学iv
-
西元寺 克禮
北里大学東病院 消化器内科
-
西元寺 克禮
北里大学医学部内科学1
-
佐田 美和
北里大学東病院 消化器内科
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