教科内容観にかかわる国語科教師の実践的知識 : 詩の創作の授業を中心とした今宮信吾実践に関する事例研究
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概要
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The purpose of this research is to inquire into an elementary school Japanese language teacher's practical knowledge of subject matter ; that is, how the teacher recognizes subject matter through his Japanese teaching. In this case study, we collect and interpret the following three types of data : narrative data from interviews with the teacher, documentary data such as reports written about his classes (these are necessary to understand the biography of his professional career as a teacher's practical knowledge is formed through the process of their accumulation of practical experiences), and observational data on the class where he taught how to write poems. As a result of our research we found that the teacher tries to make his pupils aware of different ways to express one's self through poetry, (e.g. metaphor) but he doesn't distinguish between the ways in his teaching of the subject matter. Instead, he prompts them to learn the manners of peer critique where each student advises others on their poems. In this way, he is able to closely link his method with the subject matter.
- 全国大学国語教育学会の論文
- 2007-09-30
著者
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