対人援助専門職におけるデス・エデュケーションの必要性について(II) : 「社会福祉援助技術演習」における展開(社会福祉学部)
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概要
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The present study examined the effect of simulated experience-based death education program in social work practice. Each session of the program took two hours, and there were four sessions (eight hours) in total. Ninety university students enrolled in social work practicing. The first session was a lecture and group work in terminal care. Then a care plan was developed from the case study of the previous session. The third session was simulated experience training, and then a care plan based on the simulated experience was developed in the final session. As a result of this program, the subjects realized not only their lack of knowledge and skills for human services but also the importance of support from the view point of the service user. In order to facilitate the training program more effectively, the following three points are proposed; 1. Clarify the concept of death. 2. Develop an effective method for social work practice. 3. Select the proper time and period for the program. The social work practice course, allocated 120hours, is essential for becoming a professional human service worker. Therefore a variety of effective training programs is necessary. This study suggests that a death education program is an essential educational program for those in human services.
- 九州保健福祉大学の論文
- 2006-03-25
著者
-
前田 直樹
九州保健福祉大学社会福祉学部臨床福祉学科
-
長友 真実
九州保健福祉大学健康管理センター
-
岡崎 利治
九州保健福祉大学通信教育部 社会福祉学部臨床福祉学科
-
片岡 靖子
九州保健福祉大学社会福祉学部 臨床福祉学科
-
片岡 靖子
久留米大学文学部社会福祉学科
-
岡崎 利治
京都女子大学家政学部実習センター
-
前田 直樹
九州保健福祉大学社会福祉学部
-
前田 直樹
九州保健福祉大学健康管理センター
-
前田 直樹
九州保健福祉大学
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