残像を用いた動作の流れの特徴抽出による舞踊動作評価(セッション4:芸術と文化(2),議題:CGと文化・芸術及びCG一般)

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概要

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本研究では,地域伝統舞踊の習得において,「教材が学習者に合わせてくれる学習環境」を実現し,学習者ごとの個人差や習熟度変化に対応した学習を提供することを目的とする.学習者の動作を評価し,適切な学習情報を提供することで,学習者ごとに合わせた学習が可能となる.また,舞踊では動作が連続しているため,瞬間の動作を評価するよりも動作の流れを評価することに重要な意味がある.そこで筆者らは,舞踊動作を評価するため,動作の流れを5種類の特徴別に分類して捉える手法を提案してきた.本稿では,分類した特徴を表す5つの動作モデルを作成することで,一連の動作を動作モデルの組み合わせとして表現する.また,一連の動作の区切りごとに手本と学習者の動作モデルを比較することで,学習者動作に修正が必要な点の判定や,学習によって習熟度が向上したことを判定することが可能となる.
一般社団法人情報処理学会の論文
2006-11-16

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