3次元形状モデリングのためのフリーハンドによる直接入力法

概要

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本稿ではペン入力を用いた2次元平面上への直接入力による3次元形状生成手法の提案を行なう. スケッチによる形状表現では曖昧さや歪みが含まれていてもイメージとして合っていれば良いため, 3次元形状としてあり得ない場合もある. また, 稜線の不明瞭さや奥行き情報の欠落のため, スケッチをそのまま3次元形状として復元することは困難である. そこで, 手書きによる曖味さや歪みを対話処理で補正しながら形状を決定する対話型形状入力システムとしてスケッチインタプリタシステムを提案してきた. 本稿では, このシステムの形状入力機能を機能充実させるために, スケッチにおいて面上に描かれる線に注目し、曲面生成へ利用する手法について述べる。面上に描かれる曲線には、(1) 直交するように描かれる、(2) 可視面における断面形状を表す、(3) 変化のある部分に描かれる、といった特徴があり、稜線だけでは曖昧になる形状を理解しやすくするために描かれる。そこで、この面上に描かれるを利用した入力手法を提案する。本手法では、制御点操作やパラメータ入力が不要であり, 従来の入力インタフェースよりも直感的に形状生成を行なうことができる.
一般社団法人情報処理学会の論文
1999-05-14

3次元形状モデリングのためのフリーハンドによる直接入力法

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