中学校技術科の栽培分野における教材の研究 (第3報) : 水稲
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概要
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水稲栽培が中学校技術科の教材として適当であるかどうかについて,実際に植木鉢で栽培を試みて検討した。検討の結果,長所,短所はあるものの,水稲栽培が教材として優れていることがわかった。教材として栽培する場合には,従来からの確立された栽培法のみに頼ることなく,種々の栽培法を試みて比較したり,また生徒達の創意工夫も生かすように留意することが重要と思われた。生育期間中は適時生育調査を行ない,できる限り作物との触れ合いを多くすることが望まれ,収穫後は収量調査などを行なって討論するなど,相互に理解を深め合えるようにすることが重要である。また,収穫物は共同で利用できるように工夫することが望ましい。このほか,実際に栽培して得られた結果に基づいて,種々の点から考察を行なった。
- 千葉大学の論文
- 1984-12-20
著者
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