水仙の球根に関する研究 (第1報) : ラッパ水仙の丸球形成
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概要
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ラッパ水仙,マウントフッド,の丸球形成について調べた。発根は植付け(9月末〉直後から始まり,発芽は発根に1カ月遅れた。また根数は発芽後は増加しなかった。根の伸長は発根後3カ月間続き,その後は停止した。芽の伸長は,芽が地上に出る前の3カ月間は,非常にゆるやかであった。芽が地上に出る前には,球根の軟化,蓑弱が見られた。芽が地上に出てから後の2ヵ月間に地上部は急速な生長を続け,球根はこれに1カ月遅れて急速な肥大生長を示した。この生長期に続く1カ月間は球根の充実期と思われた。これより以後,地上部及び根系が枯死し,球根は休眠に入った。
- 千葉大学の論文
- 1978-12-20
著者
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